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コラム

さとうゆみの輪くるライフ


終わりよければ
2009.12.23

 この冬最初の雪を九州で見ました。
 東京のスタジオで収録を終え武雄へ。福岡から武雄に向かっている車中、途中吹雪のようになっているところもあって、思わず北海道に来てしまったのかと思ったほどです。
 今年は暖冬だといわれていたのに、急な寒波でいきなり寒さが加速。これからどれだけ寒くなるのか憂鬱です。でも、冬至を過ぎたってことは、これからすこーしずつ日が長くなっていくわけで、それが唯一の救いです。

 実はわたし、寒さだけではなく、暗いところが苦手なのです(注:ネオンが好きだから、というわけではありません)。暗がりは嫌いではないのですが、見えなくなるのです。
えっ?老眼?
  たしかにこの前、高校の同級生たちと飲みに行ったとき、間接照明しかないおしゃれなお店で、メニューを囲みながら頭をつきあわせたものの、みんなよく見えなかったらしく、誰一人声を発しませんでした。そうして45歳の現実を思い知ったのではありますが・・・。

 さりとて老眼のせいばかりでもなく、若い時から夜になると極端に視力が低下する傾向があったのです。たとえばオートバイでツーリングにいったときも、明るいうちはそれなりに軽快にアウト・イン・アウトを決めてヒョーイヒョイとワインディングロードを楽しめているのに、日が暮れるととたんに超スローペース。カーブの形状がわからずラインがとれなくなってしまうのです。というわけで、車を乗り始めてからは夜の運転に眼鏡はかかせなくなっています。でも普段は夜でも眼鏡をかけずに過ごしているので、ときどき思いがけないアクシデントに見舞われるのです。

 そう、それは武雄でも・・・。

 中継を終えて、翌日の資料などを揃え競輪場をあとにするのはだいたいいつも夜7時頃。その日はようやく雪から変わった冷たい雨があがり、夜空に星が輝きはじめていました。何の気なく普通に話しながら歩いていたら、ズボッと、いえ、ズボンッと側溝に落ちてしまいました。

 「ぎゃ~っ!」
 「だ、だいじょーぶですか、ゆみさんっ!!」

 体全部が入るくらいの勢いの落ち方でしたが、幸いにも蓋との境目だったので上半身は側溝の中ではなく、蓋の上に倒れこみ、大事にはいたりませんでした。ええ、ちょっとスリむいたくらいで。ただし、手ににぎりしめていた携帯電話は凹み、ガリガリとした傷が・・・。すでにかなりボロボロになっていたので買い換える決心がついてよかったのかも。

 なんにせよ、今回も無事に四日間の中継を終え、帰宅することができました。2009年の出張納め・・・今年もいろいろなところに行きましたが、武雄の夜空はキレイだったなあ。側溝の蓋に上半身を預けながら見上げた星空は特に印象に残りました。何事も、最後の印象がよければすべてはよい思い出になるものです!?

 ここまでアクシデントなどに泣かされながら、ついに今年初の優勝を年内ラストランとなった武雄記念で飾った佐藤友和選手にあやかって、残り少ない2009年の仕事を精一杯がんばって、怪我のないように(アナウンサーがそんな心配するほうがおかしいけど)、満面の笑顔で新年を迎えたいと思っております。

 終わりよければすべて好し!

 皆様もよいお年をお迎えくださいね!!


2010年にむけて
2009.12.9

 ♪わたしのぉ~ サイフの~なーかが~ さびしくなーってきたあ~♪(『千の風になって』のメロディーで)  

 朝のバンクに響き渡る朗々とした歌声。その声の主は・・・そう、我らが黒潮ヒデさんこと吉井秀仁さん。  
 伊東温泉記念開設59周年記念椿賞争奪戦最終日、中継のオープニング中に、心情たっぷりにうたいあげてくれた替え歌に、スタジオでは出演者もスタッフも椅子から転げ落ちるほど大爆笑。すべては吉井さんのアドリブ。結局、その日の吉井さんのお財布はどんどん寂しさを増すばかりだったようですが、番組的にはかなり楽しませていただきました!  

 今年の伊東温泉記念を制したのは渡部哲男選手。今年1月立川記念以来の優勝でした。モニターにアップで映し出されたその瞳にはうっすらと光るものがあったような・・・。長く苦しい一年だったのだろうなあと。
 S級S班入りをめぐる攻防を含め随所に見どころのあった今シリーズ、バンクでは悲喜こもごものドラマがありましたが、来年にむけていろいろな手ごたえや課題などをつかんだ選手が多かったようです。もうすでに2010年の闘いが始まっているのだと感じました。とくにS級S班が決まったことで来年の競輪界の流れがまた変わる可能性もありそうですね。

 さて、今回わたしは前検日夜に東京での収録を終え、車で伊東入りしました。海岸線の道をひた走り一路伊東へ。交通量も少なく快適、、、とはいかず、ほかの車も街灯も少なくてあたりは真っ暗。途中、カーブが続くところもあり、これは普通のライトだけじゃ見えないなあとハイビームを使うことに。ところがっ!ウィンカーレバーをペコッと手前に抑えるとハイビームにはなるものの、離すと当然またもとの通り。ん?どうやったらハイビームのままになるんだっけ??
 ペコッと抑えたままレバーを上にあげてみたり(右ウィンカー点滅)、下げてみたり(左ウィンカー点滅)、怪しい合図を出しながらあれこれやってみたもののわからず、結局レバーを抑えたまま、慎重に運転して伊東に辿りつきました。  

 翌朝、吉井さんに「あのお、ハイビームってどうやるんでしだっけ?」と聞くと、「はっ? あれでしょ、レバーを向こう側に押せばいいんでしょ。えっ? 知らないの?」とあきれ顔。  

 あー、そうだったかも。  
 都内を拠点にしていると、めったにハイビームを使うことがなく、海や山に出かけるのも昼間の移動になることばかりなので、ここ数年ハイビームなど使っていないのです。すっかり忘れていました。
 それにしても、引いたり、上げたり、下げたり、なぜ「押してみる」という発想がなかったのか。やっぱり頭が固くなっているんだなあ、これは脳トレが必要かと反省。いや、そもそもその前に思い出す記憶力なり、手間をおしまず、車をとめてダッシュボードの奥に入っている車の取扱説明書を読む努力なりが必要なのです。

 いつも日常生活の肝心なところが大雑把で抜けているとご指摘をいただくわたし。これも来年の課題と心にとめて、来る2010年は賢明な大人になれるよう努めてまいりたいと思います。


心構え
2009.11.25

  第51回朝日新聞社杯競輪祭、優勝は平原康多選手でした。強かったですね~。これで暮れのKEIRINグランプリ09の出場予定選手が決定したわけですが、今年は決勝のゴールの瞬間まで賞金ランキングの行方が注目される混戦でした。
 レギュラー番組の『スピチャン情報局』で獲得賞金ランキングを出し始めたのがオールスターの終わり頃。そのあたりから、賞金をせっせと計算し続けてきたわけですが、毎年のことながら、わが身とかけ離れたため息のでるような金額にリアリティがあるようなないような・・・。
 季節はその間に秋から冬へとすすんであっという間に師走。伊東温泉記念まではS級S班をめぐる賞金争いが、ダービー出場権については12月いっぱいと、まだまだよそ様の賞金計算は続いていくのです。

 それにしても12月は始まってしまったら、間違いなくまたたくまに過ぎてしまうでしょうね。仕事もフル稼働!年賀状の準備をしたり、せっせと忘年会にも出向かなければなりません!

  飲み会は数々あれど、『忘年会』ともなると皆さん気合の入り方が違うようです。一年の鬱憤がドバーッと噴出し、それを忘れるためにはかなりの酒量が必要になってくるといったところでしょうか。その実、忘れるのは前夜の記憶だけだったりして。。。

 友人の彼の話。  忘年会でぐでんぐでんに酔っ払った同僚を介抱し、家まで送っていきました。気配りを忘れない心優しい彼は、一人暮らしの同僚のために布団を敷き、着替えさせ、お水を飲ませ、いざというときのための洗面器まで枕元において、その部屋を後にすることに。しかし、そのまま玄関から出たのでは鍵が開きっぱなしで物騒、なにかあったら困る。まだベランダの窓の方がいいだろうと、玄関の鍵をしめベランダから外にでることにしたそうです。部屋は二階。学生の頃は身軽さに自信があった彼は、酔いも手伝い、現在の自分の体と相談することなく、ヒョイッと飛び降りたのでした。

  「ゴキッ」

  鈍い音が・・・しかも、片足だけではなく・・・。
 なんと、両足のかかとの骨が折れてしまったのです。 すぐ近くにいる同僚は当然のごとく電話しても反応なし。結局彼は四つんばいで匍匐前進しながら、深夜の暗がりをひとり、タクシーが通る大通りをめざして20分ほど進んだそうです。

  教訓*体力を過信するべからず。いつまでも自分の体は若くない。

 それはきっと肝臓も同じ?

 来る1億円バトル・頂上決戦(の中継)に万全のコンディションでのぞめるように、わが肝臓を過信せず、健やかな12月を過ごそうと心に誓うのでありました。


BMX、おもしろい!
2009.11.11

 先日、『第56回全日本プロ選手権自転車競技大会BMX競技』を観てきました。全プロは56回目と歴史がありますが、BMX競技が行われるようになったのは昨年から。参加選手の中にはこの競技に出場するために初めてBMXに乗ったという人もいるようです。

 今年の会場は伊豆修善寺にある日本サイクルスポーツセンター。BMXコースは今年3月に新設されたばかりです。攻略がなかなかむずかしい難コースだと聞きました。

 優勝は大阪の稲川翔選手。昨年に続き大会二連覇です。表彰台でのさわやかな笑顔!これはきっと女性ファンが増えるに違いない!!大いにメディアに露出してほしい、と思うのです。

 当日会場には関係者や、競輪学校の生徒、出場選手とその応援の人たちが来ていましたが、もっともっと多くの人たちにみてほしいですね~。特に盛り上がったのはエキジビションレース。BMX連盟に所属しているアマチュアライダーが本番さながらに迫力あるレースを繰り広げてくれました。とくにジャンプは迫力満点!!競輪選手からも「おおーーーっ!」という歓声があがるほど。一緒に観にいったスピードチャンネルのスタッフも「かっこいいです!もっとみたい!」とすっかりはまった様子でした。

  BMXは1970年代にアメリカ・カリフォルニアで生まれたそうです。オートバイのモトクロスレースにあこがれた子供たちがエンジンのない自転車でそれを真似したのが始まりだとか。それが競技に発展しました。レースは8人(全プロではもっと少ない人数で走るレースもありましたが)がいっせいにゲートからスタートして、一周300~400mのトラックを走り順位を争うといものできわめて単純明快です。北京五輪からはオリンピックの競技種目にもなりましたよね。

 全プロを連覇した稲川選手は小学校のときにBMXをやっていて、その後はトライアスロンに転向。ジュニア大会では常に全国ベスト10に入るトライアスリートだったそうです。現在競輪界ではBMX競技での敵なしといった感じですが、来年強力なライバルが登場しそうです。それはまもなくデビューする97期の黒田淳くん(岡山)と西岡拓朗くん(広島)。二人ともBMXの全日本チャンピオンです。今回はエキジビションレースの方に出場し、華麗なジャンプを決めていました。トークショーにも出演し、競輪選手としてデビューするにあたっての豊富を語るとともに、チャンスがあればオリンピックも目指してみたいと目を輝かせていました。

 そのほかジュニアによるエキジビションも行われましたが、世界ランク1位の女の子や、2位の6歳の男の子もいて、思わず男の子には「キミも競輪選手になりませんか」と肩をたたきそうになりましたが・・・彼がもし競輪界にはいったとして、デビューするころにはわたしは・・・おそろしい。ひとまず考えるのをやめましょう。

 ともあれ、世界にはBMX出身の自転車トラック競技のトップ選手がたくさんいます。今や世界中が注目する日本のスケート界もジュニアの強化に力を入れ、10年以上たってようやくそれが実を結んだと聞いたことがあります。世界ランキングに入るジュニアは将来輪界の宝になるかもしれませんね。これからもBMXをはじめ、広く自転車競技に注目していきたいと思います。


漢字と英語
2009.10.28

  というわけで(前回の続き)、久しぶりにHAWAIIで友人と再会し、潮水につかってきました。
  前半は東海岸にあるキャンプ場でのんびり。雨季のはしりか、東海岸では一日に何度か雨が降り、朝晩はかなり涼しかったです。HAWAIIにも微妙に季節の移り変わりがあって、11月から2月は雨季、雨が多く気温が下がります。といっても、お日様が出ていればふつうに水着で泳げますので言うほどのことでもありませんが・・・。

  さて、あいかわらずムコウの若者の間では日本文化が人気。お土産に日本画や漢字がデザインされたものを持っていくと

「WAO, Pretty Cool!!(ちょ~、かっこいい)」

  と喜ばれます。

  アメリカではファッション感覚でワンポイントのタトゥを入れている人が多いのですが、HAWAIIではとくに『漢字』のタトゥが目立ちます。ほんと、びっくりするくらい多いのです。新総理が掲げるテーマではありませんが、『友』とか『愛』とか、『命』というのもよく見ます。中には『愛』のつもりが間違えて『受』になっちゃったものも。一人ではなく数人見かけましたので、『愛』を『受』と自信満々に勘違いしているタトゥ屋さんがあるのかもしれません。そして微妙なのが『力』。チカラという漢字ですが、カタカナのカにも見えてしまって、なんとなく言葉の意味とは裏腹の頼りなさ。変わったところでは『霊』というのがありました。どうやらSpiritを表したものらしいのですが、わたしたちが使う『魂』と混同しているみたい。たしかに辞書を引くとSpiritの説明に霊と書いてあったりするのですけれど、日本人から見ると「惜しいけど、ちが~う!」とツッコミたくなります。

  そして、今回新たにすごいのを見つけてしまいました。ハイティーンと思しき少年の左上腕にくっきり堂々と『行く大』と彫られていたのです。なんのことかと思ったら・・・行く=GO、大=BIG、つまり「オレはビッグになるぜ!!」ということなのだそうです。なるほど、ストレートですが、あまりにも直訳すぎ。

 なんて粗探ししながら楽しんでいましたが、その実わたしたちが着ている英語のTシャツも英語圏の人から見ればツッコミどころ満載のおかしなものが多いと反撃されました。たしかにそうかも・・・。

 よくありがちなのがLet‘s○○。○○のところには動詞がくるはずが、なぜか名詞になっていることが多いですよね。たとえばLet’s KEIRIN.って「競輪しよう」と直訳すればなんとなくそれでもいいような気がするのですが、実際のところ「競輪になろう」に近いような変な英語になってしまうのだそうです。単数複数なども日本人は無頓着だったり。

 HAWAIIの人たちはよくもわるくも、見た目通り大らかですので、人からどう思われようとほとんどきにかけないという強味がありますが、反撃を受け、指摘されると途端に弱気になるのが日本人。いきなりトーンダウンして意気消沈したわたしなのでありました。

 人のふり見て我がふり直せ  これから英語のTシャツを買うときには気をつけなくちゃ。


輝くとき
2009.10.14

 10月に入り、めっきり涼しくなりました。というかもはや寒い、です。いまだに未練がましく素足にサンダルで歩き回っているので、まあ自業自得ではあるのですが・・・。

  「秋本番」を待っていたかのように、もうすぐ共同通信社杯がはじまります。今年のタイトル戦は競輪祭を残すのみ。となってくると、共同通信社杯がグランプリ出場権をかけての賞金争いに大きな影響をあたえそうです。とはいうものの、最後の最後までもつれることも多く、ビッグレースだけではなく、F1やG3の一戦が勝負を決めることもありますよね。

 そういえば、今年の記念は例年以上に『記念初制覇』が多いような気がします。90期代の若手の活躍は頼もしい限り。でもそれ以上に、心に残ったのは、先日の観音寺記念での栗田雅也選手の優勝でした。

 今年でデビュー10年。最近は展開によっては捲りのレースもありますが、とにかく逃げて逃げて懸命にゴールを目指す姿がいつも印象的です。ここ数年、怪我に泣かされることも多かったようですが、わたしたちが想像する以上の不安や葛藤があったのだろうなあと、優勝後の涙を見て思いました。場内はもちろんですが、テレビを見ながら画面にむかって、堂々逃げきった栗田選手に惜しみない拍手と歓声を送った方はきっと多かったのではないでしょうか。栗田選手、本当におめでとうございます!ひたむきにがんばること、努力することは必ず報われる・・・栗田選手に勇気をもらいました。苦しい日々ほど長く感じるけれど、この優勝の涙でそれをも輝かせることができましたね。

 長いといえば・・・、先日『スピチャン情報局』の収録でディレクターから聞いた話を思い出しました。

 まもなく日本競輪学校を卒業する97回生に「もうすぐだね。一年間早かったでしょ」と聞くと、「いえっ、めちゃくちゃ長かったっす!!」と力強く否定されたそうです。それを聞いていたミスター競輪中野浩一さんも「オレだって毎日カレンダーにバツつけながら卒業の日をまったよ」とおっしゃっていました。取材して追いかけているほうは、入学からここまであっという間に感じますが、生徒は毎日を必死に過ごしているのですよね~。でも、いつかスター選手になったときにその思い出が輝くはず。その日を目指してがんばってほしいです。

 かくゆうわたしは毎日があっという間に過ぎていき、一年の経つのが早いこと!「毎日が楽しいってことですかね?」と能天気に聞くわたしに、ミスターは「年とともに早く感じていくんだよ」とチクリ。中年にしてなお、いや、中年だからこそよけいに、日々無駄にせず時間を大切にせねばと心に誓ったのでありました。

 というわけで・・・せっかくの休日を無駄にせぬよう、寒くなってきた日本を離れ、常夏の島で充電してきまーす!

 あろ~は~♪


デトックスとお酒
2009.9.30

まず前回のなぞなぞの答えですが、正解は『サンドイッチ』でした。そのココロは“三度(サンド)一致(イッチ)した”から。

いかがでしたか?

ちなみにわたしはこのなぞなぞのおかげで、考えている間中、焼酎のおかわりに拍車がかかり、二日酔いのお土産をもらってかえってきました。

そんなわたしが、な、な、な、、、なんとっ!四日間も禁酒したのです。

最近なんとなく身体にキレがないというか、ピリッとしない感があって、これは45の声を聞き、中年世代をより元気にやんちゃに楽しむためには一度食生活などを見直し、世に言うデトックスが必要かなあと。 そこでためしに「お酒をやめられるのか」禁酒をしてみたのです。

意外や意外、自分でもびっくりするくらい普通に大丈夫でした。

毎日ぐっすり眠れましたし、飲まなくてもそれほどストレスにはならない感じ。いかに日々なんとなくの習慣でダラダラのんでいたかがわかり、ちょっと反省。

そんなある日、縁あってスピリチュアルカウンセラーのような方のお話を伺う機会がありました。その方は年下で、スイッチが入っていないときにはとってもお茶目な若者。ところが、一度スイッチが入ると出てくる出てくる。初対面にもかかわらず、わたしの性格の長所・短所・それをふまえてのアドバイスなどなど、びっくりでした。しばらくすると突然、

「ねえさんっ、なんかね、よくわかんないっすけど、たくさん水を飲んで、身体の中をキレイにしたほうがいいみたっすよ」

「ひえっ、まさにそのことを考えてたんですよっ!お酒とかやめればいいんでしょうけどね~」

「・・・ちょっと待ってください・・・(スピリチュアルメッセージ受信中)・・・いや、ねえさんの場合はお酒で人とのコミュニケーションをとっているから、お酒はやめないほうがいいらしいっすよ」

「まじっ!そうよね、そうだと思った!うん、飲むことにするわ」

ということでめでたく翌日から解禁。
久しぶりに飲んだビールのおいしかったこと。ある意味お酒はココロのデトックスに大きな効果をあげているのかもしれませんね。

よーし、明日からも元気に飲みましょう!!


刺激
2009.9.16

 御蔵島から竹芝に向かう船の上で原稿を書いています。  

 御蔵島で野生のイルカと泳ぐ『ドルフィンスイム』が始まってかれこれ15年。わたしの御蔵島通いもこれとほぼ同じになるわけですが、今ではイルカと泳ぐだけではなく、島の人たちとの再会が、毎年欠かさずに御蔵島に行く大きな理由になっています。

 御蔵島ではかつて『イルカ研究会』がつくられ、ボランティアスタッフを中心とするイルカの個体識別調査が行われてきました。これは写真やビデオでイルカを撮影し、特長的な体の傷やヒレの欠けなどから個体を特定し識別するもので、これにより、イルカの人口?や、出産サイクル、家系図、行動などさまざまなことがわかってきました。

 研究会の調査は10年でひとまず終了しましたが、その後もイルカに魅せられ、宿の仕事やガイドをしながら、さまざまな研究をする若者が後をたちません。
 わたしがいつもお世話になっている宿の仲間たちが、今年から取り組んでいるのがイルカの個体識別とDNA鑑定。ヒトも性格によって遺伝子に特徴的な違いがみられることがわかっているそうですが、イルカの場合はどうなのか? ヒトと一緒に泳ぐことの多いイルカと、そうでないイルカには遺伝子の違いがあるのか? また不特定多数のオスと交尾し、母子だけが強いつながりをもつイルカ・・・これまでは「アンタの父さんはわからないのよ、ごめんね」という感じでしたが、もしかしたら遺伝子を調べることで父親もわかるかも・・・とさまざまな期待が寄せられています。

 ではどうやって遺伝子を調べるかというと・・・排泄物、つまり『ウン○』です。採集グッズにつかわれるのはストッキングを短く切ったもの。まずは写真を撮ってその個体がわかるようにし、泳ぎながらイルカが排泄したソレをストッキングですくってキャッチするわけです。

  「ウン○とれましたっ!写真もばっちりです!!」

 船に戻り嬉しそうにウン○を掲げて見せる乙女たちに、夢を追うピカピカ光線をもらって、今回もとっても良い刺激を受けてきました。

 刺激といえば・・・

 わたしが島に通い始めたときにはまだ小さかった子どもたちが、今では立派に成人し、島で働いています。彼らと飲むのもこれまた楽しみのひとつです。みんなでワイワイ飲んでいるときに、最近島の一部の人たちで流行っている『大人のなぞなぞ』の話題になりました。
 ある問題が出題され、続々とみんな答えにたどりついていったのですが、わたしと一人の島っ子だけがずっとわからず、どっちが先に答えられるかレベルの低い一騎打ち。結局、日付が変わる直前でわたしは島っ子に敗れました。うーーん、やっぱり45歳の脳みそはそろそろ硬くなりはじめているのか・・・。帰ったら脳トレをやろうかしら。

 では最後にみなさんにもなぞなぞです。 A君とB君が遠足・写生会・運動会で偶然にも同じだったお弁当とはなんでしょう?  答えは次回のコラムで。


ケイリン向上委員会・女子部
2009.9.2

 先日小倉に行ってきました。
 小倉には毎年競輪祭のときに行っていますが、8月ははじめて。メディアドーム前の芝生では半袖短パンで読書している人がいたり、体を焼いている人がいたり、家族連れも多く、「夏を楽しむ」景色が新鮮でした。

 さて、小倉の競輪祭が今年から、その年最後のGP出場をかけた闘いの場に変わります。いえ、戻ってきますというべきでしょうか。とくに今年は競輪のお誕生日の11月20日からの開催。なんだかドラマチックな雰囲気が早くも漂っています。メディアドームには歴代の競輪王の写真がずらりと並んでいるのですが、過去の名勝負に想いを馳せながら、ぐるりとロビーを一周。今度はどんな名勝負が生まれるのか、気が早いといわれそうですが、今からわくわくしますね~。

 その競輪祭に向け密かに?『ケイリン向上委員会・女子部』が発足。記念すべき第一回目のミーティングにゲストとして呼んでいただきました。メンバーは小倉で行われている『はじめてさんの競輪塾』卒業生の5人で、20代~40代の年齢も仕事もばらばらの女性。とても個性的で、個々のライフスタイルを持っている素敵な方たちでした。

 女子部最初の大仕事は、来る競輪祭で女性が楽しめるイベントを企画すること。そのためにまずはいろいろな意見を交換したのですが、女性ならではの競輪の楽しみ方が興味深かったです。

 一般に競輪ファンの多くは「競輪の一番の魅力は推理にあり」といいます。しかし、今回お話をうかがったみなさんの場合は「競輪の魅力は選手にあり」と感じている部分が多いようです。実際、お気に入りの選手をみつけたある女性は、その選手に関するあらゆる情報をチェックしたりと、その熱心さは驚くほど。韓流スターを追いかけるファンなみです。

 ちなみに委員会メンバー5人に共通しているのは『アバンティ』という地元のフリーペーパーの愛読者だということ。競輪塾のこともアバンティを通して知ったそうです。この雑誌は地元では職場でとりあいになるほどの人気。女性向けに地域に密着したさまざまな情報を発信しています。そんな彼女たちですから、当然流行にも敏感でおしゃれなわけです。今回、いろいろなお話をして、こちらもたくさんの刺激をもらって帰ってきました。

 「競輪場でもスイーツなどが食べられる、ちょっとおしゃれなお店があったらいいのに」「そーね、そーね」とみんなで盛り上がっていましたが、その実、「串ものにビール最高、イェーイ」と思っている自分の「オヤジ度」をあらためて知ることにもなったわけです。

 ともあれ彼女たちがあと二ヵ月半でどんな企画を出し、どんなイベントを考えるのか、こちらの方も競輪祭のもうひとつの大きな楽しみです!


壊し屋ジェシカ
2009.8.19

 週のはじめに短い夏休みを楽しんできました。友人カップルと館山で海水浴。館山には、去年もびわ狩りに行ったり、センチュリーライドのトレーニングのためにフラワーラインでプチプチ合宿をしたりと何度も訪れましたが、二年前にアクアラインからそのまま館山まで行ける高速道路が全線開通し、東京から車でわずか2時間ほど。便利になりましたね~。

 にもかかわらず、現地で待ち合わせしている友人カップルがなかなか来ないのです。とっくに出発しているはずなのに。どうやら車のナビが古くて、新しい高速道路を知らず、ひたすら一般道の細いくねくねした道を走ってきたそうで、5時間近くのドライブ。さぞ疲れているかと思いきや、そこは『夏休み』!夕飯後も元気に散歩にくりだし、その後は部屋でゲームに興じました。

 今回活躍したのは『Jenga(ジェンガ)』。長方形の棒状の木を積み上げたものを、下のほうから一本ずつ抜いて上に積んでいき、壊した人が負けというシンプルなもの。これが、白熱するのです!積み木を抜くときの緊張感、積み上げたときの安堵。はじめてやったのですが、面白い!

  実は緊張と緩和を繰り返すことは、脳のトレーニングに非常に効果的なのだそうです。そういえば以前、作家の白川道先生が「競輪は究極の緊張と緩和。レースを観ているときの緊張感と、ゴール後に車券をはずしたときの脱力感、その繰り返しが良いのだ。」とおっしゃっていましたね。それがご自身の健康法だとか。説得力があります。

さて“ジェンガ対決in館山”、勝負はわたしの惨敗。ついた名前は『壊し屋ジェシカ』。ジェンガをなぜかジェシカといい続ける友人に命名されました。

 基本的に所作に繊細さが足りないわけです。
積み木を抜くときにはみんなからも拍手が起こるほどの集中力をみせながら、無造作に上に乗せるのであっけなくタワーが崩壊。
それだけではなく、自分の番でもないのにテーブルに脚をぶつけてタワーがグラリ。近くで飲み物をこぼして大騒ぎ、「ティッシュー!」と伸ばした手がテーブルに当たってまたまたグラリ。わたしが動くたびにタワーは幾度となく頼りなく揺れ、周りは冷や汗。「ゆみちゃん、お願いだから離れたところでじっとしていて」と懇願される有様。

日付が変わる頃にはみんなぐったり。おかげで「おやすみ3秒」で熟睡。緊張と緩和を促進し、みんなの脳トレにまちがいなく貢献できたと自負しております。

そういえば、我が家の暮らしはいつもわたしのせいで緊張と緩和の連続かも。とくに猫のみーくんはわたしが何かにぶつかったり、物を落としたり壊したりする度に、ビクン!と緊張し、しばらくすると脱力して眠っています。壊し屋ジェシカ、猫の脳トレにも役にたっているのかも。


おさがりでひんやり
2009.8.5


  全日本選抜競輪が終わりました。優勝は山崎芳仁選手。強かったですね~。競輪祭に次いで今年二つ目のタイトル。大ギア伝説はどこまで進化するのか、これからも楽しみですね。

  さて、今年の全日本選抜は9年ぶりに8月の開催となりました。前半二日間は
雨が降ったりと不安定でしたが、後半は夏空が広がってまさに『真夏の祭典』と
呼ぶにふわしいお天気。東海地方もようやく梅雨明けが発表され、このまま一気
に夏を満喫!といくかと思ったのですが、どうやらまた曇り雨というお天気に逆戻りしたとか。東京も似たり寄ったり。今年の夏の太陽は元気がありません。夏
女を自称するわたしにとってはさびしいかぎりです。

  せつないのは電器メーカーも同じ?のようです。不景気のうえに、クーラーの
需要が少なくて悲鳴をあげているとか。一方、地球と体とお財布にやさしい暑さ
対策として人気になっているのが、冷却効果のあるジェル入りシートグッズ。た
だ、実際には冷えすぎたり冷えなすぎたり、使ってみないことには・・・という感じのようですが。友人カップルはおそろいのジェルシートを買ってわくわくして眠りについたところ、下半身に使った彼はまったく冷えずかえって暖かくなり大汗をかき、上半身に使った彼女は頭がキンキンするほど冷えて逆に冷たすぎて眠れなかったと言っていました。同じものでも使い方や個人差でぜんぜん違うようですね。

  うちにも一枚あります。ペット用の小さいものが・・・。
  実は我が家には14歳のオス猫がいるのです。人間でいえば70歳。今年五月にやってきました。それまでは父と一人と一匹、まるで社交的でない暮らしをしていたので、父以外の人間には心を許さず、うちに来てからもしばらくはまった
くうちとけず、どうなることやら大いに心配でしたが、最近はようやくわたしたちを家族として認めてくれるようになりました。しかし、ブラシは嫌いだし、爪とぎも段ボールだし、猫じゃらしよりも梱包用の紐が好きだし、またたびには見向きもしないけど靴のにおいをかいで恍惚にひたる、ちょっと変わった個性的、かつワイルドなちょい悪オヤジです。
  案の定、せっかく買ったシートもお気に召さない様子。一度その上にのって寝
そべってはみたものの、プニプニ感が気になったようで、以来、ハミハミとかんだり、爪とぎにされたり、本来の役目をまるで果たしていません。

  もったいないので、寝苦しかったある晩、ためしに自分の枕の上に置いて寝て
みたところ、これがなかなかナイス!去年、冷凍して使うタイプのものを買った
のですが、それよりも冷え方が穏やかだし、意外と効果が持続するのです。ペッ
ト用の方が意外とよくできていたりして。

  というわけで、この夏わたしは猫のお下がりのジェル入りシートを愛用しています。もっともいまのところそれすら必要ないくらい涼しい夜も多いですけど。ギ
ラギラの太陽と、真っ青な空が恋しい~!


酸素カプセル活用法
2009.7.22

 
  先日、9人制婦人バレーボール(いわゆるママさんバレー)の試合がありまし
た。リーグ戦最終戦。勝てばAクラス、負ければBクラス転落という分け目の決
戦。こっちも必死だけど向こうも必死。補欠ながら1セットリードした2セット目はスタートから出してもらいました。サービスエースの直後にサーブミスをするという一着が九着か、もとい一か八かという性格が露呈。それでもなんとかチームメイトに助けられ、勝利のハイタッチの喜びをコートで味わうことができました。

  ママさんバレーといえど、予想以上にみんな本気モードでそれはそれは激しい女の闘いが繰り広げられるのです。年齢も幅広くて、主流は30代~40代。な
かには50歳を超えている人もいます。当然怪我はつきもの。とくに昔の自分の
イメージで動いてしまって、心と体はうらはらなのね~♪でグキッ、バキッ、ウッ、、、となることもしばしば。ママさんバレーは怪我との闘いでもあります。

  そんなわけで最近は、選手をつかまえては怪我や体のケアに対する情報収集に余念のないわたし。なかでも気になっていたのが酸素カプセル。でもねえ、いざとなるとなんとなく二の足を踏んでしまうんですよね。だってさ、高いしさ、ひ
とりで吉野家には行けても、ひとりで酸素カプセルって怖いんだもん。(ちなみ
にヒトカラもまだ制覇しておりません)

  ところが、ついにその日がやってきました。

  神戸の友人宅にお邪魔し楽しい宴を過ごした翌日、調子に乗って飲みすぎて、案の定二日酔いに。

  「顔、むくんでるんとちゃうん?」

  「うん、焼酎たくわえてる感じ」

  そんなもんはたくわえなくてよろしい、ということで勧められたのが酸素カプ
セル。中に入って一時間もするとスッキリするというのです。せっかくだから連
れて行ってもらうことに。

  「はじめてなんですぅ」

  「そーですか、ほな、話のネタにね。はいはい、ここ入って。チャック閉めた
後、ボチボチふくらんできますんで、耳ね、ちょっと抜いてもろて、はいはい、
そないに心配いりませんけどね、どーぞどーぞ」

  マッサージの施術もする『先生』なのに、なんとなく雰囲気は旅館の番頭さん
みたいで、こちらも「どーも、どーも、ほな失礼します」なんてノリでほいほい
カプセルの中へ。

 酸素カプセルは高気圧の状態で高濃度の酸素を吸うことで、細胞のすみずみに酸素をいきわたらせ、それを活性化させるというものだそうです。カプセル内の圧力を上げるときに、耳に圧がかかるので、途中なんどか耳抜きが必要。知らなかった。それにしても、イルカと泳ぐために練習した耳抜きがこんなところで役に立つなんて。

  入って20分ほどでなんとなく効果がではじめてきたような。もともと暗示にか
かりやすいタイプではあるのですが、実際、指もむくんでいて指輪がきつかった
のに、あっという間にスッキリして指輪がスルリと外せるようになったのです。
顔にたまっていた焼酎もちゃんと分解された感じ。

  酸素カプセル、なかなかやるな!
  これで二日酔いもこわくない。

  酸素カプセルがクセになりそうなわたしです。



アップル焼きそば
2009.7.8


青森に行ってきました。

 第18回寛仁親王牌世界選手権記念トーナメント、優勝は海老根恵太選手でした。久しぶりに千葉からタイトルホルダーが誕生。南関東の仲間たちからの祝福をうけた海老根選手、本当に嬉しそうでしたね。岸和田全日本選抜で初めてG1の表彰台にあがってから三年半、ケガなどを乗り越え、届きそうで届かなかったタイトルをついにとった海老根選手。本当におめでとうございます。

 今年の寛仁親王牌は現地で司会を担当させていただきました。
 競輪中継は長丁場。毎日7時間の生放送です。司会も体力勝負。開催中は早寝早起きはもちろん、栄養補給も大事!ってただ単に食いしん坊なだけなのですけれど(笑)。

 今回は事務所の後輩でもある津田三七子ちゃんと、連日、宿泊先の近くの居酒屋さんでウニ丼三昧でした。すっかりラフな格好(ほとんどジャージ)に着替え、ビール片手に翌日の資料を整理しながらウニ丼をつつく姿をかなりの方に目撃されてしまいましたが、どうぞ笑って許してください。ちなみに三七子ちゃんはビールではなく、「青森ですから!」とリンゴジュースを飲みまくっていました。ウニ丼にリンゴジュースねぇ、まあいいけど。

 りんごといえば、競輪場に『アップル焼きそば』なるものがあります。麺と一緒にリンゴも炒めてあるのだろうかと気になり、毎日「アップル焼きそば~!」としつこく騒いでいたら、スタッフの方がスタジオに届けてくれました。残念ながら?リンゴがそのまま入っているわけではなく、リンゴをペーストしたソースが使われているそうで、見た目は普通の焼きそばでしたが、食べるとフワッとフルーティーな香りが広がって、ピリッと効いたコショウと絶妙のハーモニー。おいしかったです。お値段は200円、大盛りで300円!安い、旨い!なのでした。

 それを聞きつけた三七子ちゃん、最終日のリポートのあいまに、音声さんのポケットに入っていた100円玉を二枚にぎりしめ、お店に走ったそうですが、無情にも前の人で売り切れてしまったそうです。「くやしい~。どうしても食べたかった~」と、そのまま次の開催まで青森に残りそうな勢い。そのうっ憤を晴らすべく、空港のレストランでの食欲は目を見張るものがありました。まちがいなく次に青森競輪場に行ったら、『アップル焼きそば』に直行することでしょう。

 それにしても青森は食べ物も空気も美味しいし、風もさわやかで良いところですよね~。

 そういえば、旅打ちならぬツーリング打ちをかねてご自慢のオートバイで青森入りした吉井さん、開催前に恐山の温泉に入って心身スッキリ、「憑きものとれちったから、今回はバッチリだべ!」と豪語されていましたが、結果はどうだったのかしら?
 


日帰り温泉で海外交流
2009.6.24


 山中湖でサイクリングをしてきました。  
 今年の乗り初めです。ってずいぶん遅いな。そういえば、参加を検討していた富士ヒルクライムもいつの間にか終わってしまいました。たしか今月初旬だったような。。。   
 やはり苦手な寒い季節を克服することはできず、今年に入ってからは、過ぎ去りし青春の影を追いバレーボールに夢中になったりして、すっかりロードレーサーを部屋のオブジェにしたままになっていました。  よりにもよって梅雨のど真ん中に乗り出さなくても、といつもながら自分の気まぐれさにあきれますが、『思い立ったら吉日』なのです。幸い、貴重な梅雨の晴れ間にぶつかり、雄大な富士山を眺めながら久しぶりのサイクリングを楽しむことができました。 

 いい汗をかき、そのまま日帰り温泉へ。  最近はほとんどの観光地にリーズナブルに利用できる日帰り温泉があって便利。さわやかな風に吹かれて露天風呂でリフレッシュ、、、
 と、ところが・・・突然、浴場は異国情緒に包まれたのです。外国からの観光客が団体さんいらっしゃい。

 「〇×△※★□!?」

 となりの洗い場に座った老婦人が必死に何か尋ねてきました。どうやらシャワーの出し方がわからない様子。

 「えっと、こっちでシャワシャワ、こっちだとザー(ノズルからでるお湯)、でもって、ここをムコウだとアッチッチ、テマエだとコールドッ(なぜかこれだけ英語)」身振り手振りで必死に伝え、なんとかわかってもらえたみたい。

 ほっとする間もなく、今度はのんびりストレッチしながら浴槽につかっていたら、あっという間に団体さんに囲まれ、まるで海外旅行で温泉にきたみたいな雰囲気に。思わず「えくすきゅーずみー」などといいながら、そそくさと退散したのでありました。

 といっても、おそらく団体さんが話されていたのは広東語だと思われます。そういえばここ数年中国は温泉ブームで、日本式温泉が大流行だと聞いたことがあります。日本への温泉ツアーも数多く利用されているらしいのです。とくに、お土産も買えて、気軽に食べたり飲んだり、いろいろなお風呂も楽しめる日帰り温泉は大人気なんだとか。

 銭湯や地元の温泉など大衆浴場の文化はあまり他国にはないようですが、日本では古くから地域コミュニケーションの場として重要な役割を果たしていたようですね。

 そういえば、競輪選手も宿舎のお風呂やサウナで、それまで交流のなかった選手と親しくなって、練習メニューや身体のケアなどいろいろな情報交換をすることがあると聞いたことがあります。

 国境を越えた裸のつき合い、日本の温泉が世界平和の礎になる日がくるかもしれませんね。



THE フードバトル
2009.6.10

 
  京王閣競輪場で行われた開設60周年記念ゴールドカップレース、優勝は後閑信一選手でした。競輪祭での大怪我から半年、地元の記念で大歓声につつまれての復活劇。地元の仲間たちからも胴上げの祝福を受け、ひさしぶりに満面の笑みを見せてくれた後閑選手、よかったですね。当におめでとうございます!

 さて、今回わたしは現地でトークショーなどを担当させていただきました。フラワーライン同窓会、山口健治さん&吉岡稔真さんの対談、そして伊東勤さんのトークショーと、連日豪華ゲストをお迎えし、さまざまなエピソードが聞けて、とても楽しかったです。

 他にもさまざまなイベントが行われていましたが、びっくりしたのは『フードバトル』。ジャイアント白田さん、バイリンガル梅村さん、魔女菅原さんといったテレビでおなじみのフードファイターが登場。特盛りのカレーライスの早食いに挑みました。一杯あたり御飯が500g、おそらく2.5人前くらいでしょうか?かなりのボリュームです。

 第一回戦はバイリンガル梅村さんVS吉井秀仁チーム。我らが吉井さんが競輪ファンの方とチームを組んで挑戦。早く5杯食べきったほうが勝ちというルール。 朝食も、お昼のお弁当も我慢して気合いを入れてテーブルについた吉井さんでしたが、汗の出方は早かったけど、カレーの減り方はイマイチでしたね~。そのとなりではバイリンガル梅村さんが見事な食べっぷりでカレーライスを口に運んで行きます。梅村さん、ものすご~く細いんです。身体の幅はわたしの半分、吉井さんの3分の1くらい(すみません)。それなのに、あっという間に特盛りカレーライス5杯分をたいらげてしまいました。あのカレーはどこに入ってしまったのでしょう???

 吉井さんチームの助っ人に登場したジャイアント白田さんにいたっては、「われわれの業界ではカレーライスは飲物ですから」とおっしゃっていたその言葉通り、考えられないスピードでカレーを流し込んでいました。手元の時計では一杯45秒程度。2.5人前ですよ!!
 その白田さんも”ジャイアント“だけあって身長は大きいですが、実は身体は細身。お腹もぜんぜん出ていません。『フードバトル』の強さはお腹の大きさに比例せず!ね、吉井さん(重ねてご無礼をお許しくださいm(__)m)

 ちなみに『フードバトル』にも脚質ならぬ、食質?があるようで、バイリンガル梅村さんが本来得意とするのは”大食い“なんだそうです。ダッシュ型ではなく地脚型。うどん6.4kmを平らげたことがあるのだとか。重量で言われてもどれだけのものか想像できませんが、なんとっ、32玉だそうです!
 これには「わんこそばならかなりイケるんだけどなあ」という吉井さんも舌を巻いていました。
 
 あんなに食べるのに、どうして細いのかしら? 専門解説者吉井さんいわく「胃下垂でねえべか」・・・なるほど。食べても太らない、世の女性の憧れの胃下垂。食べた分だけ、いえ、それ以上に、しっかりと吸収してしまうわたしにはうらやましい限りなのでありました。
 

不死鳥伝説
2009.5.27

 
  別府競輪開設59周年記念『別府八湯ゆけむりカップ』は市田佳寿浩選手の優勝でした。これまで幾度も怪我などに苦しんできた市田選手。二年半ぶりの記念優勝で見せたガッツポーズと笑顔は、苦難を乗り越えてきた市田選手だからこそという晴れやかな表情でしたね。
  スタジオで解説をしていただいた山口健治さんも「苦労を見てきているだけに、ジーンときちまいますね」
と江戸弁で感想をもらされていました。
  インタビューとウイニングランを見ながら、スタジオでも拍手が起こるような、清々しい気持ちにさせてもらえる優勝でした。

  以前、ジンクスについてのインタビューで「前はいろいろ気にしていたんですが、やってもだめだし、もう全部やめました」と話されていたのが印象的でした。復調するとアクシデントや怪我に見舞われの繰り返し・・・「何で自分だけ」って思ったこともあったかと。 神も仏もジンクスも、もう知るもんかっ、そんな気持ちになったのではないでしょうか。
  「ジンクスにとらわれなくなってから楽になりましたね」
  でもそこに行きつくまではたくさんの葛藤があったのでしょうね。

  実はわたし、先日膝に痛みが出て一時はまがらなくなるほど腫れてしまい、せっかく復活したバレーボールをあきらめなくてはならないかもというピンチに。『棚障害の疑いあり』といわれ、手術をすすめられました。ひと月ほどのリハビリでまた運動できるようになるから、と。わたしの場合はあくまでも趣味の範囲でのスポーツですし、今は膝の状態を見ながら練習量を減らしたり、ストレッチや、膝周りの筋肉を鍛えるトレーニングなどをすることで小康状態を保っています。 腫れがひどかったとき、膝の痛みそのものよりも、精神的にドスーンと落ち込みました。何につけても喜怒哀楽がストレートに顔に出やすいタイプですので、あまりにわかりやすいしょげ返りぶりに周りは呆れて、笑っていましたけど。
  仕事をしているときだけは、気持ちがそこに集中できるので救われましたが、そのほかはなにも手に付かないほどでした。ようやく感覚ももどってきて、公式戦もスタートする矢先だったのでなおさらでした。

  市田選手も二年半ほど前、両膝の棚障害の手術をされたそうですね。当時の記事に「二週間寝たきりになり、歩行訓練、ランニングと徐々にリハビリして復帰
をめざした」とあります。バンクでは毎日のようにレースが行われていて、練習
に精を出す仲間たちを見ながら、思うようにならない自分の体と向き合い過ごす
日々のつらさ・・・とあくまでもすべて想像ですが、(いつもの妄想癖ですっかり頭の中では『市田佳寿浩物語』ができあがっています・・・) そう考えながら市田選手の表彰式を思い出すと、しみじみよかったなあと、あらためて感動!なのです。

  市田選手のオリジナルTシャツには不死鳥フェニックスが描かれています。不
死鳥は福井市の復興のシンボルだそうですが、まさにご自身の競輪人生を物語っているかのよう。来月はその地元・不死鳥バンクでの記念競輪。またあのさわやかな笑顔を表彰台でみたいですね!



ひとり上手
2009.5.13

  最近になって新しい言葉を知りました。
 いえ、実はぜんぜん新しくないのだと思いますが、わたしはつい先日知ったのです。

 『ヒトカラ』

 ひとりでカラオケをすることをこう言うのだそうです。そして、ヒトカラをする人のことを『ヒトカラ~』と言うのだとか。すっかり流行りものにうといオバさんになりつつあるな。気をつけなくちゃ。
 
 かれこれ20年ほどまえ、よく仕事でご一緒していた新人演歌歌手の方が、お休みの日には発声練習を兼ねて一人でカラオケに行くというのを聞いて、一人でたっぷり歌えて楽しそうだけど、恥ずかしくないのかなあと思ったものでした。

 とはいうものの、今や死語になりつつある「おやじギャル」の走りだったわたし。ひとりラーメンも、ひとり焼肉も、ひとり回転寿司もすべてクリア。もちろん、ひとりヨシギュウ「つゆだくでお願いしま~す!」も。 えっ? ぜんぶ食べもの?? やっぱり背に腹は変えられませんから。どうしても食べたいときには、誰も一緒に行ってくれる人がいなくても、自分の意思をつらぬくことが大事なのです。

 実際のところ、なかなか友人たちとは休みや時間が合わない仕事柄、必然、映画も旅行もひとりでさっさと出かけてしまう、ひとり上手なオンナになってしまったのです。

 でも、、、カラオケだけはまだ、、、

 これはなんとしても克服しなければ。ヒトカラなら百恵ちゃんと明菜ちゃんのメドレーや中島みゆきを歌いっぱなしでも、誰からも顰蹙をかわずにすみそうだし、ここは『ひとり上手』なオンナの度胸で挑戦してみたいと思います。

 さて、日頃仲間たちとわいわいやっている競輪選手の中にも『ひとり上手』なナイスガイは結構多いようです。
 競走から開放された後に、ひとりで隠れ家のようなお店でひっそりと呑んだり、競輪場からの帰りがけにふらりと足を伸ばして束の間の一人旅を楽しんだり。
 競輪場ではほとんど缶詰状態で合宿のような生活を強いられ、また取材陣に囲まれたり、人気選手ほど自分のプライベートを確保するのが難しいでしょうし。そんなときにひとりで過ごす、静かな時間こそが心身をリフレッシュしてくれるのかもしれませんね。

 俗物的なわたしのひとり上手とはかなり違いがありますけれど・・・。


人間ドッグで発覚!
2009.4.29

  新年度がスタートして早ひと月。年度が替わるたびに、会社にお勤めの方の多くは健康診断がありますよね。スピードチャンネルの某スタッフは毎年、直前になるとメタボ対策でプチダイエットを始めますが、結果は・・・まあ推して知るべし、というところでしょうか。

  ちなみに競輪選手は35歳になると、年に一度無料で健康診断を受けられるそうです。といっても血液検査など、比較的簡単な検査が主で、大掛かりなものは自分で受けなければならないとか。身体が資本ですから、さぞかし意識が高いのだろうと思いきや、人間ドックに入る人は少ないと聞きました。ちょっと意外。

  さて、わたしたちフリーアナウンサーも言ってみれば身体が頼りの個人事業主。40歳を過ぎた同業者の話を聞くと、みんなしっかり検査を受けているんですよね。年に一度の人間ドックが楽しみ、なんていう人もいたり。つら~い検査のあとに「異常なし」と告げられることに大いなる達成感を得るのだというのです。

  一方、わたしはといえば、、、七年ほど前に、母にせっつかれ血液検査を受けて以来放っぽりっぱなし。最近はピンクリボンキャンペーンなどもさかんに行われているし、ようやくおも~い腰をあげて人間ドックに挑んでまいりました。

  とはいうものの「病院」と聞いただけでしり込みをするくらいの病院嫌い。検査が始まる前は、もう心臓がバクバクしてしまって、それだけで具合が悪くなりそう。

  検査着に着替えていよいよスタート。せめて、健康ランドにあるようなハワイアンな雰囲気の検査着だったら少しは楽しめるのに。もう気分はすっかり重病人です。

  そんな心細いときに聞く看護婦?さんのやさしい言葉にジーン。

  「だいじょうぶですか? つらかったら言ってくださいね。そばについてますからね」

  わたしが男だったら惚れるな。弱っているときにやさしくされると、人はあっという間に恋に落ちるのよ。これが白衣の天使マジックなのね、、、とくだらない妄想をふくらませたりして。

  結果、大きな問題もなくいたって健康で「まだまだバリバリ働けますよ~」とお医者様からお墨付きをいただくことができました。が、衝撃の事実も・・・。

  わたし、鼻の穴が、、、いえ、厳密には鼻の奥の穴が狭いんです。

  それは胃の内視鏡検査でわかりました。普通ならすんなり入るはずの内視鏡の管、そこにはカメラがついているので、画像を確認しながら鼻の穴を突き進んでいくのですが、、、

  「むむっ、こっ、これは・・・」

  先生の動揺する声に、もしや鼻の中に悪性腫瘍でもあるのかと凍りついたその瞬間、

  「せまいっ!」

  「へっ、なにがれすか・・・?」

  「鼻の穴が狭いっ。痛いですよ、がまんしてっ、はいっ!!」

  「いらいぃぃぃぃ!!(=いたいぃぃぃぃ)」

  最近の胃カメラは痛くない、と聞いていたのに。涙がジョジョ~っと出てきました。
  「せんせ、わたしの鼻が低いのがいけないんれしょうか・・・」

  涙を拭いながら問いかけるわたしに帰ってきたのは無言の笑顔。はたして鼻の穴の狭さと鼻の低さに相関関係はあるのでしょうか。。。


江戸鷹と平成の鬼脚
2009.4.15

 高知記念が終わりました。 優勝は新潟の小橋正義選手。準決勝でみせた捲りはすごかったですね~!決勝も決して楽な展開ではなかったけれど、落ち着いてコースを見定めての追い込み。平成の鬼脚復活!ですね。

 今シリーズは『江戸鷹』こと山口健治さんと一緒に、スピードチャンネルの展望番組&速報G3フラッシュをやらせていただきました。光栄にも山口さんのスピードチャンネルでの解説デビュー戦!
 江戸弁がいいでのですよっ!
 江戸弁といえば『し』と『ひ』が逆転するのが特徴。たとえば「人」は「しと」だったり、「潮干狩り」が「ひおしがり」だったり。となれば「東のライン」はもしかしたら「しがひのライン」となるのかしら、なんてちょっと期待していたのですが、「東」はちゃんと「ひがし」でした。でも、ところどころに出るなんとなく「べらんめえ」な江戸弁がスタッフにも大うけ。特に男性陣からは「かっこいいな~」の声が上がっていました。

 山口さんと初めてお話をしたのは四年前くらいだったと記憶しています。特別競輪で活躍した選手をとりあげる『ヒーローズ』という番組があって、その取材で松戸競輪場にお邪魔し、練習を見せていただきました。
 前の選手の後輪にピタッとつけて走る山口さんの芸術的ともいえる追走テクニックを目の当たりにして感動しました。あれは練習だけではできない天性のものだと周りの方から教えていただいたのを覚えています。
 
 その山口さんが「うまい」と認める選手の一人が小橋正義選手。しかも今回はロング捲りが飛び出す調子の良さ。展望でももちろん本命でした。ということでわたしも小橋選手から、風前の灯となった電話投票口座の巻き返しを図ってドカン勝負!したのですが・・・逃げるラインを読み違えちゃったんですよね・・・まだまだ修行がたりません。

 それにしても、今回スタジオで山口さんから追い込み陣の動きについて、目線のおきどころやタイミングなどいろいろと教えていただいたのですが、前を任せた選手によって展開が大きく左右される中で、瞬時にコースを判断し、踏み込んでくるというのはすごいことだなあと改めて感じました。まさに競輪は心技体が一体となってこそ。冷静な心、テクニック、ここだという瞬間を逃さずに反応できる体=脚力が必要なのですね~。

 それにひきかえわたしったら・・・。まあ比べるのもおこがましいのですけど・・・。 実は今年に入ってから昔々にやっていたバレーボールをはじめたのですが、絶望的に反応が鈍いのです。ボールが来るところをある程度予想はできても、脳からの信号が身体に伝わるまでの所要時間のかかること。そのときにはすでにボールはコートに落ちているのです。ひどいときには気持ちだけ先にいって、脚はおいてきぼりで、つんのめっていたりして。あ~、はずかしい。

 なかなか結果が出ずに苦しかったときもコツコツとがんばってきたことが今日の優勝につながったのだと思いますと、優勝インタビューで顔をほころばせた小橋選手。良い表情でした。

 わたしもあきらめずコツコツと、今日も家の中で壁うち練習です!ってそろそろ近所からクレームがきそうだなあ。


ピースの出し方
2009.4.1

 今日から四月。
 年で区切ったり、年度で区切ったり、面倒くさいなあ~と思うことも多々あるけれど・・・実際には、年末よりも、年度末の方がいろいろな意味で節目になっている気がします。新しい生活が始まる方も多いですよね。テレビを見ていても、各局大きく番組が変わるのはやはり春。新鮮だけれど、見ながら緊張してしまうのは職業柄でしょうか。
 
  わたしもスピードチャンネルで8年半担当していた『ニュース&トピックス』が、この三月で終わりました。引き続き新番組の司会をやらせていただくのですが、それにともない宣伝用のCMや写真の撮影があったり、あたらしい企画案を見せていただいたり、、、去っていく番組に寂しさを抱きつつも、新しいことが始まる期待にわくわくしたりもしております。

 別れと出会いの季節は何かと写真に映る機会も多くなります。ついついやってしまうのがピースサイン。でもね、ピースサインの出し方で年齢がわかっちゃうそうですよ。かつて流行ったテレビドラマ『サインはV』ばりに、きちんとうさぎさんをつくって堂々と目の前に出したり、ちょっとはずかしそうに胸の前でまっすぐに立てるのは「古き日本人の証」だそうです。
 若返りのコツはちょっと斜めにして、顔の近くにもってくる感じ?ゲームセンターのプリクラのサンプルとして貼ってある若者たちの写真を参考にしましょう!

 最近増えてきているのが『裏ピース』なるピースサイン。その名の通り、手の甲を向けてピースするサインのことで、若い女の子たちに流行っているようです。新語辞書にまで載っています。そこには「顔が小さく見えるという利点がある」と書かれていました。
 WBC優勝のシャンパンファイトでもイチロー選手が裏ピースしてましたね。さすが世界のイチロー。拠点をアメリカに置きながらも、日本の流行に敏感なのねっ、と感心しておりました。

 ところがっ!この裏ピース、実は危険なサイン!イギリスでは相手をおこらせたり、挑発したりするときに使うそうですよ。そう、アメリカでいうところの中指を立てるあのサインと同じ意味なのだそうです。ちっともピース(平和)ではなく、むしろ「けんか売ったるで~」ってことらしい。
 ある英会話教室で、生徒の手帳に貼ってある裏ピースのプリクラを見て、イギリス人講師がギョッとしたという笑い話を聞いたことがあります。日本人の若くかわいらしいお嬢さんたちが、揃ってデンジャラスなポーズでにこやかに笑っている姿を見てびっくりしちゃったんでしょうね~。
 くれぐれもイギリスに旅行にいったときには裏ピースをしないように、気をつけなければいけませんね。

 って、当分海外旅行に行く予定もないんだけど、、、

 ようやく桜の花も咲き始め、景色がいっきに華やぐ美しい季節。しばらくは日本の春を楽しみますか。お花見シーズン、みなさんも楽しい写真をたくさん撮ってくださいね~。




サクラサク
2009.3.18

 気象庁が統計をとりはじめてから最も早く咲いたという『今年初の開花宣言』
は福岡でした。
  桜が咲くためには、ただ暖かかればいいというのではなく、冬の寒さにさらされることが必要で、福岡の場合、冬は気温が低く、そして一気に暖かくなったの
で、桜が咲きやすい条件だったそうです。

  美しい花を咲かせるためには、耐え忍ぶことも大事。まさに日本の心、日本人
に愛される花なんだわ、と妙に納得。

  先日行われた岸和田だんじりダービーで優勝した武田豊樹選手も「桜を咲かせた」そんな印象でした。

  スケート界からの転身、「スケートの五輪選手が競輪界に来る」と、デビュー
前から話題になりました。スター選手がひしめく88期の中でも常に注目され続
け、デビュー早々からタイトルへの期待を背負わされ、その中で戦い続けること
は、大きなプレッシャーを伴うものだったのではないでしょうか。取材陣に対し
ても、いつしか厳しい表情を見せることが多くなっていたようでした。そんな武
田選手の表情が変わりだしたのは去年の秋ぐらいから、ふるさとダービー広島優勝前後のことだったと思います。

  今回ダービー優勝後、インタビューをさせていただいたときに「脚力、肉体的
にはなんの問題もなかった。あとは気持ちだけ。気持ちを強くすることだった」
とここまでの道のりを話してくれました。「具体的にときかれると困るけど、と
にかくそうやって気持ちを作ってきた」と。

  それは目に見えて効果や強さがわかるトレーニング・練習よりも、ある意味た
いへんなことなのではないだろうか、どうしたらそんな風に気持ちを作っていけ
るのだろうかとずっと考えていました。

  ちょうどそんなとき、久しぶりに松本整さんとお目にかかる機会がありました。トレーナーを担当されているフィギュアスケートの織田信成選手、練習ではほとんどミスすることなく四回転を飛ぶそうです。でも、実際にそれを大会で成功させることは簡単ではありません。織田選手だけではなく、フィギュアの選手が本番、一人リンクにたったときの孤独とプレッシャーは想像をはるかにこえるもののようです。その中で負けない気持ちを持ち続けるためには・・・。

  気持ちを強くするためのプロセス、それは「しっかりと自分を信じること」に
つきるのかもしれないですね。もちろんそのためには信じきれる自分を常日頃の
練習の中で培っていかなければならいし、そこまで自らを追い込み高めていくの
は並大抵のことではありませんが、武田選手の目の中にはそれをやってきたという自信の光がたしかに宿っていました。

  プロのアスリートが味わう極限の場に立つことはないとしても、日々の暮らし
の中で、「自分を信じるために」がんばっていきたいなあと真摯に感じ入ってい
る今日この頃でありました。

  冬の時期を耐えた枝の花芽がほころびはじめ、今、東京の桜も咲こうとしてい
ます。



熱闘・岸和田だんじりダービー
2009.3.4


 数日前、半年近くマンションのエントランスに放置してあったクロスバイクもどきを引っ張り出して、久しぶりに乗りました。ところが、こともあろうかハンドルが緩んでしまっていて・・・気付かずにいつもの調子でクイッと方向転換をしようとしたところ、ハンドルだけが内側にグインと切れ込み、ハンドルをとられた状態になり、派手にバランスを崩し、近くの壁に顔から激突!
 いくらビジュアル系ではないとはいえ、曲がりなりにもテレビに出演させていただく立場・・・

 「顔はやめときな。ボディにしなボディに」

 かの名作、金八先生最初のシリーズでの三原順子さんのセリフが妙にリアルに脳裏をよぎりました。

 これまでもステージから落ちて流血したり、なれないスケートリンクでMCをして捻挫したり、さまざまなピンチを乗り切ってきましたが、ダービー直前のアクシデント。どれだけファンデーションを使えばごまかせるかとヒヤヒヤしたものの、体内からのアルコール消毒が効いたのか、自分でもびっくりするような驚異的な回復力を見せ、三日後のダービー初日にはいつもより気持ち厚めに、そう、二度塗り程度で隠せるくらいになりました。
 いやあ、よかったよかった。

 ということで、すでに一難のりこえた感で岸和田にやってまいりました。そういえば、前回岸和田でG1が行われたのは2005年の全日本選抜競輪。ちょうどこのコラムがスタートしたばかりの頃だったんですよね~。中継のゲストに武豊さんがいらして、ビシッと車券を当てて帰って行かれたような・・・(注:あいまいな記憶につき、定かではありません)。

 今回の中継、初日のゲストは桂小枝さんと長原成樹さん。関西方面を中心に放送されている番組『探偵スクープ』で人気のお二人。さすが吉本興業!つっこみ方がハンバではありません。

 初日特別選抜予選、山崎芳仁選手-岡部芳幸選手が人気になっていたレース。解説で出演されていた工藤元司郎さんの本命は平原康多選手でした。別線のおさえなし、すべて平原選手からの狙い。
新聞各紙の予想やオッズをみたお二人、「たいがい二重丸は山崎選手やん!工藤さんっ、コレくるんですか~?だいじょーぶなんやろか~?」とズバズバ攻撃ならぬ口撃!矢継ぎ早に飛んでくる質問にさすがの工藤さんもタジタジ、といった感じでした。
 結局、桂小枝さんは工藤さんの狙い目にそのままのって、そして長原成樹さんは人気の山崎選手から勝負!
 結果は平原選手のみごとな先行逃げ切りでした。見事的中して面目躍如となった工藤さんにスタジオでは大拍手となったのです。万歳する小枝さん、うなだれる長原さん。オンエアーにのらないところでもそのリアクションに大笑いでした。

 レース後、口撃は司会者におよび、小嶋敬二選手の太ももと小枝さんのウエストが同じくらいのサイズという話から私のウエストの話に。そういうときにアップにするのはやめてほしい。。。傷口が突如化膿するかと思いました。

 というわけで、スタートしたばかりの第62回日本選手権競輪、バンクで、そしてその外で、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
 だんじりの町、岸和田から熱戦のもようをお伝えしまーす!!



もうひとつの戦い
2009.2.18


 高松に行ってきました。

 第八回東西王座戦決勝、東も西もいいレースでしたね~。思えば2005年の全日本選抜競輪、加藤慎平選手が優勝して、海老根恵太選手が3着で自身初のG1表彰台。直後、加藤選手はグランプリ優勝、海老根選手は競輪祭決勝2着で流れを引き寄せたかに思えましたが、、、その後、それぞれに怪我などに苦しめられてきました。

 その二人がそろって今年の東西王座で優勝。表彰式前、二人でガッチリと交わした握手、そして見つめあった笑顔、好いシーンでした。
 高松ではもうひとつのドラマがありました。『ガールズケイリン』です。
 競技用自転車を使い、世界選手権などで適用されている国際大会ルールで行われる『ケイリン』。残念ながら、まだ女子はオリンピック競技に認定されていませんが、去年の世界選手権で見た女子のケイリン、ものすごい迫力で男子に負けない面白さでした。
 今回、開催二日目に行われた『ガールズケイリン』、中継中にライブで決勝戦が流れたのですが、、、世界選を思い出させる好レース。思わず「かっこいい!」と叫んでしまいました。
 『ガールズケイリン』は去年夏に1stシリーズ全3戦が行われ、今年は1月~3月までに計6戦開催されます。

 普段大会に出場し、レースには慣れている選手も、競輪場でファンの方の前で走ることに少なからずとも刺激を受けているような気がします。回を重ねるごとにレースが熱を帯びているように感じるのです。
 今年に入ってから無敵だった石井寛子選手、第一戦の京王閣では12秒4という男子並みの上がりタイムで逃げ切るなど素晴らしい活躍を見せています。でもそんな石井選手に対してほかの選手が闘志を燃やさないはずはありません。

 「寛子コールを自分の名前に変えたい!石井選手の三連覇をなんとしても止めたい」

 年齢も競技歴も近い岡希美選手が、公式練習のあとで取材記者にそう話していたそうです。そして決勝戦、主導権争いを制した石井選手を、追う岡選手が交わして優勝。ゴール後の輝かしい笑顔とガッツポーズに岡選手の想いのすべてが表れていたようでした。

 一方、惜敗の準優勝となった石井選手に表彰式で笑顔はありませんでした。引き上げてきて悔し涙を流していたそうです。「悔しい。またしっかり練習する」と。

 次なるガールズケイリンの舞台は千葉。熱き女たちの闘いが楽しみです。あと20年若かったらなあ、、、わたしもやってみたかった!?
 そんなわたしも最近「熱い汗」を流しています。白球にかけたまま置いてきぼりにしてきた青春を再び追いかけはじめているのです。バレーボールです。実際には今は白球ではなく色つきボールですけど。

 近所の体育館でやっているバレーボールの集まりにちらっと行ってみたのがひと月前、、、そこから火がついてしまいました。クラブチームに入って公式戦をめざすことに???

かつての自分のイメージと、44歳の現実のギャップに「冷や汗」もかきつつ、「苦しくったって~」と心の中で歌いながら指立て伏せとスクワットに精を出す今日この頃。そう、それは青春の熱き思いをとりもどすため。決して若きイケメンコーチにときめいているわけではありません。ぶふふ。


神戸の夜
2009.2.4


 先日神戸に行ってきました。
 『斉藤哲也 ピアノとトーク 感謝の夕べ』というコンサートが開かれたのです。会場となったお店に入りきらないほどの40人もの人が集まりました。

 斉藤哲也さんは兵庫県45期の選手でしたが、平成11年に悪性リンパ腫を宣告されました。それでもバンクで走り続けていましたが、途中二度の再発があり、平成15年についに引退を余儀なくされました。
 その後手術を受けられて、もう大丈夫とご本人も周囲の方々も思われていたのに・・・三度目の再発。
そしてついに大きなリスクを伴う骨髄移植にふみきりました。

心配する周りに「ドナーさんが若い女性らしいわ。ラッキーや。ちょいと合体してくるで」と明るく冗談を飛ばしていました。

手術がおわり、壮絶な拒絶・免疫反応との闘い、そしてつらすぎるまたもや再発の宣告。

わたしはときどきメールのやりとりをさせていただいていて、それでも苦しいとかつらいとかそんなことはぜんぜん書いてなくて、いつも電車の中でも吹き出してしまうようなジョークばかり。実際にはどれほどの痛みや苦しみとともに過ごされているのか、それは想像を絶するようなものに違いないのに。
日々、自分の命と向き合って、まさに命懸けで生きている人だからこそ、そうしている斉藤さんの存在そのものに、大きな勇気と励ましをもらうのです。

今回のコンサートは、斉藤さんが、応援してくださっている仲間たちを集めて感謝の心を伝えたいというものでした。
十八番「下ネタなんでたろう」で、実名で暴露された選手のみなさん「おいおい、感謝ちゃうやろ」とツッコミが入りそうでしたが、終始笑顔と暖かい気持ちに包まれたコンサートでした。

会の最後には一昨年引退された坂東利則さんからのご挨拶もあり、ご本人には打ち合わせなしで急遽お話していただいたのですが、斉藤さんを思う気持ちにお人柄があふれ、参加した皆さんの瞳が光っていました。

「応援してくれるみんなに応えるためにも、生きつづける」

と照れくさそうに笑いながら、でも力強いメッセージで締めくくってくれた斉藤さん。素晴らしい時間をどうもありがとうございました。


立春をすぎ、ようやく暦の上では春。
やわらかな花が咲き、新緑が芽吹く季節が待ち遠しいです。




追悼
手島慶介選手のご冥福を心からお祈り申し上げます。


はじまりました
2009.1.21

 ようやく2009年という響きにも慣れてきた今日この頃、気がつけば家の中には縁起物の牛グッズが増えたような・・・モ~十分。あっ、いけない、最近この手のオ○ジギャグが多くなってきたみたい。自重しなければ。

  そういえば、放映が始まったばかりのKEIRIN新CM『9ways’ 09』のオープニングにも牛が登場します。先日行われた記者発表会で長塚選手が「牛乳のコマーシャルかと思いました」と言って会場を笑わせていましたが、その長塚選手も「ひきこまれます。ぐっときちゃいました」という今回のCM。朝焼けの美しい牧場のシーンに続いて映し出されるのは、懸命に牛舎で干草をスコップで救う滝澤正光さんの姿。そこから始まるわずか数十秒の中に9人の男の人生が凝縮されています。その心の声が胸にしみます。いろんな人が日々葛藤しながらがんばっているんだろうなあって、いつもながら想像力豊かに勝手にのめりこむ私はあっけなく涙を流すわけです。

 前回のCMと同じ制作スタッフが手がけた今回の作品。続編というよりも、より完成度の高いパワーアップバージョンという感じです。

 滝澤さん以外はすべて現役選手。S級選手を対象に写真選考を行い、60人ほどにしぼってから、カメラテストをしたそうです。といっても、どこかの会場に集めてというのではなく、練習風景や、なにげない表情などを撮影してキャスティングを決めたのだとか。9人も個性が際立っていて、見事に役にはまっていますよね。とくに伊藤公人選手と玉木勝実選手の演技力は高く評価されたそうです。

  そんな中、演技だけではない存在感でひときわ光っていたのがやはり滝澤さんのようです。
  実は、一度牧場シーンを撮り終えて、次のバンクでの撮影前日にうっかり髪の毛を切ってしまったため、再度暮れもおしせまった30日に牧場での撮影をやり直すというハプニングもあったとか。なんとなく滝澤さんらしいエピソードですよね。
 でもなによりも、バンクで懸命にもがくあの姿をもう一度見られるのが嬉しいです。やっぱりかっこいい。「一生懸命って素敵だ」と、なんだか勇気をもらえる気がします。実際、撮影はかなりハードだったそうで、酸素スプレーを吸入しながらの激走だったとうかがいました。

  その滝澤さんが宿敵九州勢の牙城でグランドスラムを決めた競輪祭がいよいよスタート。吉井さんが初めてタイトルを獲った特別競輪でもありますよね。
 競輪発祥の地で行われるタイトル戦、『競輪王』という称号がゾクッときます。今年は50回目のメモリアル大会。1月に行われるG1としてはひとまず区切りの大会でもあります。長い歴史の中で生まれた多くの名勝負。今年もここで108選手のドラマがぶつかりあうわけです。

 「勝つのは誰だ」

 しっかり予想して

 「勝利とは・・・」

 当たり車券で豪遊だ!?

 みなさん、競輪祭、楽しんでくださいね!!


もっと『輪』くるライフ!
2009.1.7


  明けましておめでとうございます。

  グランプリの余韻に浸りながら、いえ、正確には、グランプリが当たらなかっ たことをイジイジと引きずりながら、2009年を迎えました。

  仕事はじめも、 打ち合わせの最中に話がすぐ脱線して、みんなで当たらなかった車券の反省大会。勝っても負けても車券談義はつきません。そうこうしている間にも新春開催が各地でスタートしており、ついに今年最初のG3、立川記念鳳凰賞典レースが始まりました。

  暮れのGPシリーズから注目している顔合わせがここでも実現。
  村上義弘選手と木暮安由選手です。かたや、常に自分の戦い方にこだわりつづけ多くのファンに支持されるスター選手。対するはチャレンジレースから無傷の18連勝で特別昇級。S級に上がってからも大活躍中、「狙える選手」として人 気になりつつある新鋭レーサー。

  去年、91期と92期の若手選手6人と滝澤正光さんを囲んでの対談がありま した。その中で、売り出し中の若手にとって、ビッグネームを破り金星をあげる ことが、いかに価値あることなのかを話してもらいました。それは優勝にも匹敵 する歓喜、「ウォ~ッ」と叫んでガッツポーズをあげたくなるほどの喜びなのだろうなあと感じました。

  GPシリーズの準決勝で村上選手を相手に逃げ切った木暮選手は「相手が村上選手だったので余計に嬉しいです。自信になりました」と満面の笑みを見せていました。続く対戦は立川記念初日、このときも木暮選手が先着。
  そして今日の準決勝では、今度は村上選手がまくりを許さずに先行逃げ切って歓声に応えました。敢闘門を引き上げるときにこぼれた白い歯。いい表情でしたね~。

  ときに必要以上に自分の中で勝手なドラマを作ってしまう嫌いは否めません が、だからやっぱり競輪って面白いんだわっと思うのです。なんだか今年はすごくドラマチックな一年になりそうな予感がする・・・って、出走表みながら目をハートにしているわたしは今年も色気がないな。

  競輪の仕事をはじめて、今年で干支が一周します。レースを追いかけていくう ちに毎年あっという間に一年が経ってしまうけれど、今年は今まで以上に、ひと つひとつのレースの中にある面白さをじっくり見ていきたいと思っています。

  今年のわたしのテーマは『輪』。

  仲間たちとの輪、生命の輪、自然との輪・・・さまざまな繋がりを感じながら、『輪』を大事にしていきたいです。

  そしてもちろん競輪の『輪』。

  できれば車券もマイナスの方に凹むのではなく、当たりでマル!といきたいも のです。うーーん、これが一番むずかしそうだ。

  皆様にとって良い一年になりますように。

  今年もよろしくお願いいたします。

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もっと『輪』くるライフ!


Profile

さとうゆみ
1964.8.7

アナウンサー歴17年
クラシック・オペラなどの各種コンサートから式典・トークショー・バラエティーの司会やTVリポーター、ラジオのパーソナリティー、ナレーターなど仕事のジャンルは多岐にわたる。
1998年よりSPEEDチャンネルキャスターとして輪界デビュー。
趣味はイルカと泳ぐこと、ボディボード、サイクリング、ドライブ。

イルカとの関わり
1998年第7回国際イルカ・クジラ会議のボランティアスタッフを経験。人と海・イルカ達、そして自然との関わり方を模索しつつ、それらをライフワークとし、自分に何がしていけるかを探索中。
2001年4月より半年間、無理やり特別休暇をとり、御蔵島でドルフィンスイムガイドなどの修行(?)をする。
現在は本業に励みつつ、時々イルカと泳いでいる。



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